霧島マナマナ

▼読了本 マイケル・フリーズ,、クレイグ・クラフト、ゲイリー・ポール・ナバーン 「トウガラシの叫び:〈食の危機〉最前線をゆく」(春秋社) 図書館で適当に借りると今こういう感じ。 何も難しい事を考えずに読める、という意味ではテレビっぽい体験だな。 こういう本ばっかり読んでたい。 

忍たま乱太郎(ニラ玉食べただろう?)

「文芸あねもね」読んでみた。
http://charity-d.jugem.jp/
http://p.booklog.jp/book/29199
休業中の豊島ミホの新作のために…。
まぁパブー/電子出版てのがどんなもんかな、という興味もあり。
しかし普通のpdfダウンロードだったな。
豊島の作品「真智の火のゆくえ」は
凡庸な箇所(パン粉がどうとか…)と、ばっちり書けてる箇所がハッキリしてるけど…
ある意味では豊島自身の休業のエクスキューズとも読める。
まぁそんな単純な構図ではないだろうけど。
また時々でいいので書いてほしいけどねぇ。

(しなくていいけど)全作レビュー
◎「アメリカ人とリセエンヌ」山内マリコ
→面白いね。展開にまったく無駄がなくて、よくできた海外翻訳ものの短編を読んでるような気になった。くすっと笑えて最後にキュッと切なく締めてくれる。満点。

「二十三センチの祝福」彩瀬まる
→女性誌向け、という印象。この男女の設定が発想として平凡すぎるので、展開もそれなりに。でも作品のトーンはいいと思う。

「水流と砂金」宮木あや子
→ん?よくわからなかったけど、「事前にご一読ください」という2作を読んでないからだろうか。

「川田伸子の少し特異なやりくち」蛭田亜紗子 
→前半読んで、ちょっとだけ期待したけど、最後はラノベ風(爆発…)にまとめてたので失望した。

「真智の火のゆくえ」豊島ミホ
→他の作品に比べてダントツに長いのか。1番先に読んだので気づかなかったけど、並べて読むとちょっと浮いてるね。内容もまぁ純文学寄りだし。

「私にふさわしいホテル」柚木麻子
→マンガっぽいね。ステロタイプな人物造形とお約束の展開。感想は特に思いつかないなぁ。

◎「ばばあのば」南綾子
→文体も楽しいし、文章もこなれていて好感。最初と最後に「実話ですよ」と断っているのも効いてるね。他の作品も読んでみたい。

「ボート」三日月拓
→R18文学賞受賞者、としては一番正統派の内容だよね。モチーフと心情を重ねる、みたいなのはテクニックとして安っぽいからやめたほうがいいと思う。

「子供おばさん」山本文緒 
→セミプロに混じってのプロ作品、という読まれ方だとハンデだな。展開はちょっと無理がある気がするけど、さすがにテンポもいいし、引き際も上手いので気にならない。

「少女病 近親者・ユキ」吉川トリコ
→これも本編が別にあるのでそっちを読んでください、という作品で残念。印象悪いよね。ラノベ風だし、文章レベルも他よりちょっと落ちるかな。

以上。
「文芸あねもね」は、企画としても良いと思うし、内容も面白かったので満足です。もちろん33歳男性はメイン読者としては想定されてないと思うけど。
…というわけで、山内マリコさん「アメリカ人とリセエンヌ」に勝手に最優秀作品として賞賛を送らせていただきます。ぱちぱち。

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