◆読了本
川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」(『群像』2011年9月号)
やったー!いい作品だ。
恋愛小説、という触れ込みだけど、ある意味では労働小説でもある。
「ヘヴン」はちょっと考えて作りすぎ、という気がしてたけど、今回は、観念的な問題は全部セリフで言わせちゃって、
ストーリーとうまく分離できてるのがポイント高し。
会話も作者の実年齢に近いからリアリティあるし、肩肘はらずに書けてる気がした。
しかし恋愛部分は誰もが川上弘美の「センセイの鞄」を思い出すよね。
でも私あの小説はいいと思わなかったのよ。ちょっと嫌だなぁ、と。
http://d.hatena.ne.jp/YKO/comment?date=20040317
そのへんに対するアンサーもピシッと書けてる。